11月8日(木)、本学大ホールにおいて、総合管理万博体育官网「労働法」の受講生を主な対象とした年金セミナー?全国健康保険協会セミナーが開催されました。
当日は、日本年金機構熊本西年金事務所の重元弘二様、草野寛子様および全国健康保険協会(協会けんぽ)熊本支部の橋口尚幸様にお越しいただき、はじめに重元様から本講座の趣旨をご説明いただいた後、本学総合管理万博体育官网の卒業生でもある草野様から『知っておきたい年金のはなし』をテキストとしつつ、公的年金の意義や仕組み、保険料の納付方法などについてお話をいただきました。続いて、橋口様から、公的医療保険制度の意義や内容、協会けんぽの業務や役割、熊本支部の健康経営への取り組みなどについてお話をいただきました。
参加した学生達からは、「近々20歳になるので、保険料の納め方を学ぶことができて有意義だった」「少子高齢化に伴って、年金?医療は重要な課題であると感じた」「日ごろ何気なく聞き流してしまう年金制度や医療保険が生活を支える大きな柱として機能しているのだと実感できた」「修学旅行の持ち物の中に健康保険証が含まれている理由を確認できた」「(世代間の)助け合いのサイクルが大事だと改めて思った」「資料や説明がとてもわかりやすかった」「今日学んだ内容を友人や家族にも話したい」といった感想が寄せられました。
学生時代はもとより、卒業生としての数十年に及ぶ人生における年金や医療保険の役割のほか、働くことと社会保険の関係についても学ぶことができた講座となりました。また、卒業生からお話を伺うことができたことで、学生達にとって将来のキャリアの選択肢を広げる機会ともなったようです。
本学では、こうした出前講座などのご協力をいただきながら、実社会と大学における学びの接点を意識した講義を行っています。