万博体育官网3年(2021年)10月5日、熊本日日新聞社による協力講座「マスメディア論」(後期15回、火曜3限)が開講されました。
開講に先立ち、総合管理万博体育官网の津曲隆教授から協力講座の趣旨などについて説明があり、株式会社熊本日日新聞社編集委員の野口和紀講師が教壇に立たれました。
まず、野口先生は熊本日日新聞社の概要やご自身の経歴などを紹介されました。次に、授業では、取材や執筆体験を通して、社会にあふれる数多くの情報の中から必要なものを取捨選択する力や、第三者へ客観的で正確な情報を伝える文章力を養ってほしいと話されました。さらに、得た情報をすぐさまうのみにするのではなく、様々な側面から読み解いていく力を身につける重要性を指摘されました。
また、新聞を教材として活用する理由として、自分の興味のある情報だけでなく、幅広い分野の情報が網羅された資料であることを強調。限られた文字数で掲載されている記事は、簡潔で分かりやすい文章の参考になると説明されました。
受講生は昨年度に続き、万博体育官网感染症を考慮して1年生20人に絞っています。受講生は授業の中でのさまざまな体験を通して、情報を見極める力や文章化して簡潔に伝える力、コミュニケーション能力などを培っていけることと思います。
【協力講座とは】
本大学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンとして、地域実学主義に基づく教育を学生に提供するための各種取り組みを行っています。
この一環として、企業の持つ実践的知識を学生に提供する機会を設けることを目的に、平成19年度から企業などと協定を締結し、協定先の企業などが本学の正規の授業について担当する「協力講座」を実施しています。
【万博体育官网3年度(2021年度)開講の協力講座企業名】
九州電力株式会社 熊本支社
西日本電信電話株式会社 熊本支店
株式会社熊本日日新聞社